
電源がない場所で手軽に充電できるモバイルバッテリー。スマホやタブレットの充電はもちろん、ゲーム機やカメラ、イヤホンやノートパソコンなど、様々な電子機器を充電するのにモバイルバッテリーが活躍しています。しかし、販売されているメーカーや機種も多岐にわたり、どれを買っていいのかわからない人も多いのではないでしょうか?
ここではモバイルバッテリーの選び方はもちろん、用途や電子機器別のおすすめモバイルバッテリーをご紹介したいと思います。
モバイルバッテリーとは
モバイルバッテリーは、電源のない外出先でスマホやタブレット、カメラなどの電子機器を充電するための持ち運び可能な充電器のことを言います。
内蔵されているバッテリーにあらかじめ充電して電力を蓄えておき、必要なときにUSBケーブルなどを使って機器に充電することができます。コンセントなど電源がない場所でも充電が可能で、普段のお出かけはもちろん、通学や旅行・出張などで携帯すれば、急な電池切れを防ぐことができます。
これ以外にも災害など停電時の非常電源としても役立ちますので、あまり持ち運ぶ機会がなくても1つあると安心です。

タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
1. セパレート型 | ・小さく、軽く価格も手頃 ・ケーブルを交換すれば様々な機器に対応できる ・ケーブルが破損しても本体は使い続けられる ・充電しながら使用するのに邪魔にならない ・選択肢が豊富でデザイン性が高いものが多い | ・ケーブルを別途準備、持ち運ぶ必要がある ・ケーブルを忘れると充電できない |
2. 直挿しタイプ | ・ケーブル不要でコンパクト ・荷物が少なくなる ・充電しながらスマートフォンを操作できる | ・特定のコネクタ(Lightning, USB-Cなど)にしか対応できない ・充電しながらのスマートフォンの形状によっては持ちにくいことがある ・バッテリー容量が少ない傾向がある |
3. ケーブル一体型 | ・ケーブルを忘れる心配がない ・コンパクトに持ち運べる ・ケーブルが絡まる心配が少ない | ・ケーブルが断線すると本体ごと使えなくなる可能性がある ・対応するコネクタが限定される ・ケーブルの長さが固定される |
4. ワイヤレス | ・ケーブル不要でスマートに充電できる ・使いながら充電可能 ・対応機器が増えれば使い回しができる ・充電ポートの消耗を防げる | ・充電速度が有線より遅い場合がある ・ワイヤレス充電に対応した機器しか使えない ・充電中に位置がずれると充電が停止する可能性がある ・有線充電に比べて変換効率が低い傾向がある |
5. 充電器一体型 | ・モバイルバッテリーと充電器を別々に持ち運ぶ必要がない・コンセントがあればモバイルバッテリー本体も充電できる ・荷物が減る | ・一般的なモバイルバッテリーより重く、かさばる場合がある ・ACアダプター機能を使わない時はデッドウェイトになる ・充電中に熱を持つことがある |
スマホやタブレットだけでなく、様々なものが充電できる
モバイルバッテリーと言えば、大半の人はスマートフォンの充電を思い浮かべると思いますが、近年ではUSBで充電できる端末が増えているため、「え?こんなものまで」と思うものまで充電・使用ができてしまいます。主なものとして以下のようなものがあります。
- スマートフォンやタブレットなどの携帯端末
- ノートパソコン
- Nintendo Switchなどの携帯ゲーム機
- デジタルカメラやデジタル一眼カメラ
- ワイヤレスイヤホンやヘッドホン・スピーカー・プレーヤーなどの音楽機器
- スマートウォッチなどのウェアラブルデバイス
- モバイルルーター
- 電子タバコ
- 小型のドローン
- 充電式のLEDライトや扇風機などのガジェット
モバイルバッテリーを選ぶ2大要素は容量と出力
容量
容量はバッテリーに貯めておけるエネルギーの量です。容量が多いほど充電できる回数が増え、容量の大きい端末(ノートパソコンなど)にも余裕をもって充電することができます。
容量はmAhという単位で表記され、数字が大きいほど高容量です。近年のモバイルバッテリーでは、5000mAhから20000mAhのものが出回っており、例えばスマートフォンを充電する場合、5000mAhのモバイルバッテリーであれば約1回分、20000mAhのものであれば約4回充電できる計算です。もちろん高容量ほどたくさん充電できるわけです。

10000mAhのモバイルバッテリーで5000mAhのスマホは2回フル充電できない
例えば、バッテリー容量が5000mAhのスマホを持っていて、同じく容量が10000mAhのモバイルバッテリーを持っていたら、スマホの残量が0%になっても、2回はフル充電できる思う人が大半だと思います。
単純な計算式でも(10000÷5000=2)で、「2回じゃん」と考えてしまいますよね。
モバイルバッテリーの電池容量は3.6V~3.7Vであり、この電圧なら10000mAhの容量があるという表記になっています。カタログや商品に記載しているバッテリー容量も、この容量が表示されています。
しかし、実際にUSBケーブルでスマートフォンに充電するのは5Vであり、5Vで充電しようと思うと出力できる容量も変わってきます。これが定格容量であり、どんなモバイルバッテリーでも定格容量が記載されています。
内蔵リチウムイオンバッテリー 3.6V 5,000mAh/18Wh
定格電圧/容量 5V/3,200mAh 9V/1,750mAh 12V/1100mAh
上記のようなモバイルバッテリーですと、バッテリー容量は5,000mAhですが、定格電圧と容量の5Vの表記を見ると、3,200mAhと記載されています。スマートフォンへの充電は5Vになるので、おおむね3,000mAhまでのスマホであれば、完全にフル充電できる計算ですね。
単純計算でだいたいバッテリー容量の60%の数値が、実質スマホへ充電できる容量だと思ってもらえればよいかと思います。
5000mAhは日常使いや緊急時の補助電源として活躍できる

5000mAhのモバイルバッテリーは、スマートフォンを1回程度フル充電したり、バッテリー残量が心もとない時に継ぎ足し充電するのに最適です。外出先で「あと少しバッテリーがあれば」という場面や、旅行などで普段よりたくさんスマートフォンを使うときなど、急な電池切れにも対応できる保険としても使えます。
重さも100gを切るようなコンパクトなものも発売されているため、バッグや手荷物に入れておいても邪魔にはなりません。
10000~15000mAhは複数デバイスを一度に充電したり、旅行や出張にもおすすめ

10000~15000mAhのモバイルバッテリーは、スマートフォンを2~3回フル充電できたり、容量の多いタブレットやゲームなども約1回程度充電することができます。また、家族や友達でスマホの充電を同時に行ったり、スマホにワイヤレスイヤホン、スマートウォッチなど複数のデバイスを充電したいときなどにもおすすめです。
旅行や出張・アウトドアなどで長時間コンセントが使えない状態でも安心ですし、災害用のスマホ補助電源として期待できます。反面、軽いものでも200g程度の重さがあるため、日常的に持ち運ぶにはやや重みを感じます。
20000mAh以上はタブレットやノートPC充電・災害用など、幅広い用途で使える

20000mAhのモバイルバッテリーは、スマホなら約3~4回、タブレットでも2回程度、モバイルノートPCなら1回分程度は充電可能な容量です。他のデバイスの複数同時充電はもちろん、災害用の補助電源としても十分使えると言えます。
その分重さは300gを超えるものが多く、コンセント一体化タイプとなると500gを超える製品もあり、持ち運びには不向きです。用途をしっかり決めたヘビーユーザー向けの容量です。
このように容量が大きくなるほどたくさんの機器をまとめて充電できたり、タブレットやノートPCなど大容量のバッテリーにも充電できたりしますが、大きく重くなるデメリットもあります。用途をしっかり確認して容量を決めるようにしてください。
各電子機器のフル充電に必要な容量はどれくらい?
さまざまな電子機器やデバイスを1回フル充電するのに必要な容量は以下の通りです。下記を目安にどれをどれくらい、どんなときに充電したいかを考えるとよいでしょう。
- 一般的スマートフォン 3000~3500mAh
- 多機能なハイエンドスマートフォン 4000~6000mAh
- 小型タブレット 5000~6000mAh
- 大型ハイエンドタブレット 7000~10000mAh
- ノートパソコン 10000~25000mAh(37~92.5Wh)
- Nintendo Switch 3570~4310mAh Switch2 5220mAh
- デジタル一眼カメラ 2000~3000mAh(バッテリー1個につき)
- ワイヤレスイヤホン本体 60~160mAh(両耳)
- ワイヤレスイヤホンの充電ケース 300~800mAh
- スマートウォッチなどのウェアラブルデバイス 100~400mAh
- モバイルルーター 3000~5000mAh
- 電子タバコ 300~1500mAh
- 小型のドローン 100~4000mAh(幅が大きい)
出力
2つ目の要素はモバイルバッテリーの出力で、どれくらいの量の電気を一度に供給できるかの指数になります。出力が大きければ短い時間で素早く充電することもできますし、一度に複数の機器を同時に充電することもできます。

出力はW(ワット)という単位で表記され、数字が大きいほど高出力です。近年のモバイルバッテリーでは15Wから100Wほどのものが出回っており、出力が大きいものほど高価になる傾向があります。
モバイルバッテリーの出力には「合計最大出力」と「単ポート出力」の2つがある
モバイルバッテリーの出力には、合計最大出力(総合最大出力)と単ポート出力の2種類があります。例えば、モバイルバッテリーに2つのUSBポートがあり、総合最大出力100W・単ポート出力65Wと表記してある場合、1つのUSBポートで出力できるMAXは65Wまでとなります。2つ同時に充電する場合は、2つ合わせて100Wまでということになりますので、1つのUSBポートで100W充電ができる意味ではありません。混同しがちになるので注意しましょう。

また、モバイルバッテリーの種類によっては単ポート出力よりも合計最大出力が小さくなるものもあります。これは製品の仕様によるもので、各ポートの出力を制限することで、バッテリーの負荷をかけさせないためです。
比較的小さい容量のモバイルバッテリーはこのように逆転していることが多く、2つの端末を同時に充電するより、1つずつ充電したほうがトータルの充電時間は短くなります。
USB-PD(USB Power Delivery)を選ぼう

USB-PDは(USB Power Delivery)の略で、従来の旧型のモバイルバッテリーと比較して多くの特徴やメリットがあります。
従来のUSB充電では最大で7.5W(5V-1.5A)でしたが、USB-PDでは最大で240W(48V-5A)という高い電力で充電・供給ができます。このため、スマートフォンだけでなく、タブレットやノートPC、携帯ゲーム機など、バッテリー容量の大きいデバイスでも高速で充電することができます。また、モバイルバッテリー自身に充電するときも、素早く充電することができます。
2019年頃以降から発売されている、USB-type-Cの端子が搭載されているスマートフォンであれば、おおむねUSB-PDで充電できるものが多いので、よほど古いものを使っていない限り、現在使用しているスマートフォンは、USB-PD充電ができると思ってもらえればいいと思います。
USB-PDのモバイルバッテリーの購入を検討する場合、使用する充電器やUSBケーブルも、USB-PD充電対応になっているかどうかをチェックしましょう。
使用する充電器がPD対応になっていないと、モバイルバッテリー自体に充電するのにとても時間がかかることがあります。また、100均で売っているような安いUSBケーブルは、そもそも高出力の充電に対応していないものも多いので、必ずPD対応のものを買うようにしてください。
使う機器に合わせた出力を選ぶことが大切
大きな電力を消費し、充電容量も多いノートパソコンやポータブルゲーミングPCでは、短時間で充電するために高出力なものが必要ですが、スマートフォンやタブレットではそれほど高い出力は必要ありません。また、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチでは、更に小さい出力でも十分充電できます。
自分の使う機器にあった出力のものを選ぶことが大切で、例えばスマホを1台しか充電しないのに、出力が100Wを超えるようなものはオーバースペックとなり、もったいないですよね。
逆に家族で複数のスマホを同時に充電したり、スマホ以外にノートパソコンも充電したいのに、20W程度の低出力のものを選んでしまうと、充電にすごく時間がかかったりと、せっかく買ったのに意味がありません。
このように使う機器に合わせた出力のものを選ぶことが大切です。
モバイルバッテリーを選ぶその他の要素
USBポートの種類と数
USBポートの種類にはType-CとType-Aの2つがあります。Type-Cは細長い楕円形をしており、Type-Aは長方形をしているので、見た目ですぐ判別できます。

近年の電子機器では、Type-Cのほうを採用していることが多く、Type-Aは従来の規格で、採用されている電子機器は、電力量の小さい小型のものに限定されます。
Type-Cのほうが高出力に対応しており、モバイルバッテリーの種類によっては充電が早くできるなど、メリットが大きいと言えます。モバイルバッテリーによっては、Type-Cのみ、Type-Aのみ、両方あるなど、ポートの種類が異なりますので注意しましょう。
今持っている機器の充電ケーブルをよく確認して、どちらのポートが必要かを判断しましょう。
また、モバイルバッテリーの種類によっては、USBポートが複数あるものがあります。Type-CとType-Aの2つがあるものや、Type-Cが複数あるもの、複合型になっているものなど様々です。ほとんどは同時に複数の機器を充電できるようになっているので、例えば2台のスマホを同時に充電したり、他のデバイスと一緒に充電したりなど、充電の幅が広がりますね。
モバイルバッテリーを充電するには入力もチェック
モバイルバッテリーそのものも充電しなければなりませんが、その場合はUSB充電器を使用することになります。
充電器を使用する場合、スマホやタブレットに使っているコンセントに挿すタイプのUSB充電器がそのまま使えますので、スマホに充電する感覚でモバイルバッテリーを充電できます。
モバイルバッテリーの入力の数値が大きいほど、早く充電することができます。例えば入力が20Wとものと60Wのものでは、同じ容量であれば充電時間は3倍も速くなります。ただし、充電器側も60Wに対応したものを準備しないといけません。
入力が60Wのモバイルバッテリーに対して、20Wの出力しかない充電器をつなげても、充電は問題なく行えますが、ゆっくりとした充電になるので、充電時間は長くなります。
これ以外に、充電器とモバイルバッテリーが一緒になっているハイブリッド式というものもあります。普段は充電器として使用し、持っていきたいときだけそのまま持ち出して使える手軽さです。
聞いたことがない怪しいメーカーのものや・異様に価格の安いものは避ける
モバイルバッテリーはデリケートな商品でもあり、信頼のあるメーカーのものを選ぶことが大切です。聞いたことがないメーカーや、容量の割に価格が異様に安いものは要注意です。
単に充電できない、スペックよりバッテリー容量が少ないなどはまだマシなほうで、発火や発熱などのリスクも高くなります。聞いたことがないメーカー、価格と容量や性能が明らかに釣り合わないものは手を出さないようにしましょう。
既存の充電器やケーブル、電子機器をチェックしよう
モバイルバッテリーについて一通りの内容を理解したら、新しく買うモバイルバッテリーが上手に活用できるかどうか、今持っている充電器や電子機器、ケーブルのスペックをチェックしましょう。
まずはスマートフォンやタブレットなどを充電しているUSB充電器の仕様を確認します。一般的な充電器はコンセントにつないで、いくつかUSBポートをつなぐ端子があるものかと思います。USB-CかUSB-Aか、USB-PDに対応しているか、何ワットで充電できるかを把握しましょう。
次にお使いの電子機器のスペックをチェックします。要は何ワットで充電できるかを把握します。例えば20Wで充電できるスマートフォンであっても、充電器の出力が12Wしかなかったら、それは12Wでしか充電できないということになります。せっかくもっと早く充電ができるのに、充電器がしょぼいため、本来のスマートフォンの充電性能を活かすことができない状態ですね。
スマートフォンやタブレットなどの電子機器は、年々バッテリー容量が増えたり、性能が上がってきているため、新しいモデルであればあるほど充電性能や速度も上がる傾向にあります。また、最近のスマートフォンなどは充電器別売が多く、既存の充電器やケーブルを使いまわす人も多いはずです。
何世代も前の出力が小さい充電器をそのまま使っていると、充電にやたら時間がかかるなど、バランスが取れていないことがあるので、これを機会に充電器を買い替えることも視野に入れましょう。
また、USBケーブルも種類によって高出力で充電できるもの、そうでないものがあります。既存のケーブルは見た目で判断つかない場合もあるため、今後購入する場合は仕様やパッケージを見て確認するようにしてください。
どんなモバイルバッテリーを選べばよいか
それでは、実際にどんなモバイルバッテリーを選べばよいかチェックしていきましょう。
持ち運びの良さと普段使い重視の5000mAhタイプなら
重さがわずか98g、大きさもとてもコンパクトで、バッグやポケットなどに入れてもほとんど重さを感じない手軽さが人気です。しかも20W急速充電が可能なUSB-PD対応、スマホの充電も素早く行えるほか、USB-C・USB-Aの2ポートを搭載しているため、出力は落ちますが2デバイス同時の充電もできます。スマホの充電メインで持ち歩く方にはピッタリのモバイルバッテリーですね。色も6種類から選べます。※付属の充電ケーブルはUSB-A⇔USB-Cのため、PD充電には別途USB-PD対応ケーブルが必要。
容量 | 5000mAh(USB‐C⇔USB‐Aケーブル付属) |
ポート | USB-C(PD対応)1ポート USB-A 1ポート |
出力 | USB-C(PD対応)最大20W USB-A 最大18W 合計最大出力 15W |
入力 | USB-C(PD対応)最大20W |
厚さ約13.5mm、重さが112gの薄型軽量設計のおすすめモデル。主にスマートフォンや小さいデバイスを単体で充電できる小型タイプのモバイルバッテリーです。PDは非対応なものの、最大で15Wでの充電が可能。また出力側は2ポート搭載しているので、同時充電も可能です。価格が非常にリーズナブルなのも魅力の1つで、最初の1台としてもおすすめです。
容量 | 5000mAh(ケーブル別売り) |
ポート | USB-C 1ポート USB-A 1ポート |
出力 | USB-C 最大15W USB-A 最大15W 合計最大出力 15W |
入力 | USB-C 最大14W(5V-2.8A) |
普段は30W出力のUSB充電器として、持ち運ぶ際には5000mAhのモバイルバッテリーとして、最大22.5WのPD充電が可能です。コンセントに挿すだけで充電ができるためケーブルも不要、また本体にUSB-Cケーブルが付属されているため、ケーブル忘れの心配もありません。正に一台三役のおすすめモデルです。(USB-Cのほか、ライトニングケーブルタイプもあり)
200gとやや重いですが、充電器も一から購入をお考えの方は是非!
容量 | 5000mAh(ケーブル一体化) |
ポート | USB-C ケーブル付き1ポート USB-C 1ポート |
出力 | AC電源接続の場合 USB-C 単ポート最大30W 合計最大18W モバイルバッテリー時 USB-C 単ポート最大22.5W 合計最大15W |
入力 | AC入力:100V-240V/50-60Hz 1.5A USB-C 最大10W(5V-2.1A) |
容量と使い勝手のバランスがよい10,000mAhタイプなら
10000mAhで重さが194gとコンパクト小さく、大きな容量を手軽に持ち運べる初心者おすすめのモバイルバッテリーです。スマートフォンなら約2回、タブレットでも約1回の充電が可能で、USB-PDで最大25Wの急速充電が可能です。普段のお出かけから旅行や出張、家族や友人との電源のシェア、災害用の非常電源代わりなど、幅広くお使いいただけます。価格が3000円台というのも財布にやさしいですね。
容量 | 5000mAh(USB‐C⇔USB‐Cケーブル付属) |
ポート | USB-C(PD対応)1ポート USB-A 1ポート |
出力 | USB-C(PD対応)最大25W USB-A 最大18W 合計最大出力 15W |
入力 | USB-C(PD対応)最大18W |
最大で30Wの超高速充電が行えるケーブル一体型のモバイルバッテリーです。入力も30W充電が可能なため、素早くモバイルバッテリーへ充電できるのもメリット。最大で3ポートの同時充電もできてしまうので、スマホ+スマートウォッチ+イヤホンなど複数の充電にも便利です。充電完了までの時間が表示されたり、バッテリー残量が一目でわかるディスプレイも見やすく便利。
容量 | 5000mAh(USB-Cケーブル一体型) |
ポート | USB-C 2ポート USB-A 1ポート |
出力 | USB-C 最大30W USB-A 最大18W(一部22.5Wで充電) 合計最大出力 24W |
入力 | USB-C 最大30W |
移動中や休憩中にしっかりと充電できるコンパクトなベーシックタイプのモバイルバッテリーです。「使うのはスマホだけ」「それほど速い充電は必要ない」「とにかくリーズナブルなのがいい」というニーズにピッタリのモバイルバッテリーです。最大15WとPD対応ではないものの、2000円を切る低価格で、手軽にモバイルバッテリーをお使いいただけます。
容量 | 10000mAh(ケーブル別売) |
ポート | USB-C 1ポート |
出力 | USB-C 最大15W |
入力 | USB-C 最大15W |
容量重視20000mAh以上のモバイルバッテリーなら
USB‐PD対応で最大30W充電、USB-Aポートと同時使用でも合計出力24Wのハイパワー充電が可能。スマホとタブレットの同時充電や、家族、友人とのシェアにも余裕の大容量です。また付属のUSB-Cケーブルが便利で、収納時はモバイルバッテリーのストラップとして、使用時は取り外してUSB充電ケーブルとして使えるので、邪魔にならず便利です。スマホなら3~4回フル充電が可能です。
容量 | 20000mAh(USB‐C⇔USB‐Cケーブル付属) |
ポート | USB-C(PD対応)1ポート USB-A 1ポート |
出力 | USB-C(PD対応)最大30W USB-A 最大18W 合計最大出力 24W |
入力 | USB-C(PD対応)最大30W |
ノートパソコンなど高出力充電が必要な機器にも対応したヘビーユーザー向けのモバイルバッテリーです。単ポート出力は65W、3ポート同時使用でも合計出力75Wに対応するため、ノートパソコンやスマホ、タブレットの同時充電も楽々行えます。入力も65W対応で、モバイルバッテリー本体への充電も素早く行えます。
容量 | 20000mAh(ケーブル別売) |
ポート | USB-C 2ポート USB-A 1ポート |
出力 | USB-C1 最大65W USB-C2 最大30W USB-A 最大22.5W 合計最大出力 75W |
入力 | USB-C 最大65W |
モバイルバッテリーの失敗しない選び方 まとめ
- モバイルバッテリーにはさまざまな種類がある
- モバイルバッテリーを選ぶ2大要素は容量と出力
- USB-PD対応のモバイルバッテリーを選ぶと高速充電できる
- ポート数や合計最大出力も選ぶ要素の1つ
- 異様に安いものや、聞いたことがないメーカーの購入は避ける
近年では様々なモバイルバッテリーが発売されていますが、上記を参考にしながらピッタリのモバイルバッテリーを探すようにしてください。