カメラの前ピンとは
前ピンとは被写体よりも手前にピントが合ってしまうことを言います。前にピントがあってしまうことで「まえぴん」と呼びます。
撮りたい被写体の手前に葉っぱや木の枝、金網などがあり、それにピントが合ってしまったり、ガラス越しに奥の風景を撮ろうとしたら、ガラスに反射した景色にピントが合うのも前ピンですね。
前ピンとは逆に、奥の背景にピントが合ってしまうことを後ピンと呼びます。
また、カメラがちゃんとピント合わせをしているにも関わらず、微妙にピントが前にずれていることを前ピン気味と言います。
こうなるとカメラとレンズをレンズメーカーに預けてAF微調整をしてもらいます。ハイクラスな一眼レフカメラではAF微調整がカメラの設定でできるものもあります。