マクロレンズ

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カメラのマクロレンズとは

マクロレンズとは一般的なレンズと比べて、高い倍率で接写撮影ができるレンズのことを言います。一般的なレンズは撮影倍率が0.2倍~0.3倍程度に対してマクロレンズは0.5倍~等倍、またはそれ以上の倍率で撮影できるレンズのことを言います。

マクロレンズの厳密な定義はありませんが、各メーカーもマクロレンズとうたっているレンズは撮影倍率が1.0倍のもの、マクロ撮影ができるレンズは概ね0.5倍~1.0倍程度のものとしています。Nikonはマイクロレンズと呼ばれています。

マクロレンズは小さいものを大きく写すいわば虫眼鏡的な役割があるので、花、小さい虫、ミニチュア、細かいパーツなどを大きく写すのに適しています。また近づくことで極端に浅い被写界深度となるので、非現実的な写真を撮ることもできます。

マクロレンズの焦点距離は40mm~200mm程度のものが主流で、広角マクロレンズはマクロ撮影以外にもポートレートや景色の撮影にも便利です。また、望遠マクロは最短撮影距離が遠いため、虫などあまり近づけない被写体を狙うときに便利です。

勘違いしている方も多いと思いますが、マクロレンズは近距離が得意とするだけで、遠景でも綺麗に撮影できます。決して近距離専門のレンズではありません。

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