パンフォーカス撮影とは
パンフォーカスとは被写界深度を深くすることで、奥から手前までピントを合わせて撮影する方法を言います。またそういった写真はパンフォーカス写真と言います。
主になる被写体を引き立てるボケ写真とは違い、景色など写真全体を主役にする表現としてパンフォーカスは有効な手段です。
ピント合わせが出来ないおもちゃのカメラや一昔前の携帯電話のカメラ、写ルンですなどの使い捨てカメラでは、だいたいどの3mくらい位置から奥ならどこでもピントが合うパンフォーカスが使われています。
現在発売されている一眼レフカメラやデジタルカメラでも、レンズの選定や絞りなどの設定により、パンフォーカス写真を撮ることができます。
絞りを絞り込む、焦点距離の短い広角レンズを使う、近づいて撮影しないなど、この3つを意識するとこでパンフォーカス写真を撮ることができます。