デジカメの画素とは
デジタルの写真データは1つ1つの点の集まりです。写真データをどんどん拡大していくとやがて点の集まりというのがわかると思います。この1つの点が画素と呼ばれるものです。別名ピクセルとも呼ばれます。
例えば縦が1280画素、横が852画素で撮影できるデジカメがあるとします。そうするとそのカメラの画素数は1280×852で1090560になりますね、およそ109万画素で撮影できるカメラということになります。
デジタルカメラが普及し始めた頃はこの程度の記録画素のカメラが主流でした。
今のデジタル一眼レフカメラなら2000万画素を超えるようなカメラも発売されていますね、そのようなカメラですと縦が5500画素、横が3600画素で撮影できるわけです。
しかし画素数が多いから高画質というわけではなく、画質はイメージセンサーの性能や大きさによっても左右されます。スマホの2000万画素とフルサイズ一眼カメラの2000万画素なら、同じ画素数でも画質には大きな差が出ます。
画素が大きいデータは大きく印刷した場合には画質の劣化が少なく有利ですし、小さくしてトリミングする際にも有効です。ただし画素数の多い画像データは記録容量も多くなってしまうのが欠点です。