嫌われるカメラマンの特徴と理由

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カメラをやっていると、撮影スポットに居合わせた人と話をしたり、場合によっては仲間同士で撮影に出かけたりするなど、いろいろなシーンでコミュニケーションを取ることもあるかと思います。しかし、相手から嫌われるような言動をするカメラマンさんも多く、普段このようなことをしていないか思い返すことも大切です。

ここでは嫌われるカメラマンの特徴や理由についてご紹介していきたいと思います。

機材がすべて!高級機材でマウントを取る

マウントといっても、RFマウントやZマウントではなく、マウンティングという「自分の方が格上」をアピールすることですね。

カメラ界隈で最も多いのが、機材自慢によるマウンディング。いい機材を使っていればいい写真が撮れると思っている勘違い野郎の定義ですが、これはカメラに限らず、車にキャンプのギア自慢など、道具を使う趣味では持っている機材自慢と、格下を見下すシーンは多く見かけます。

高級機材でカメラマウントを取る人は嫌われる

とは言うものの、自分の機材を自慢するだけでなく、相手の機材をバカにするような言動は、相手にとっても非常に不愉快になりますし、そういった言動は慎むことが大切です。

確かに高くていい機材を使うこととても良いことで、大金をはたいて買った満足感やモチベーションも上がることですし、撮影の範囲が広がることは言うまでもありません。しかし、写真を撮っている人の中には、経済的な理由で高級機を買えない人もいますし、そこまで画質にこだわる必要がないと思っている人など、さまざまです。ですから入門機やキットレンズを使っているから素人でしょぼい、高級機を使っているから偉くてすごい、という考えはねじ曲がっていますよね。

まず、フルサイズのカメラを使っている人ほど、APS-Cサイズを使っている人をディスる習性があります。確かにフルサイズは高感度のノイズ低減や、背景のボケやすさなど優位な点は多いですが、軽量化や望遠撮影での優位性など、APS-Cが優れている点も多くあります。また古い機種をバカにして言うのも嫌われます。相手にとっては愛着があって長く使っている人もいるのですから。

「やっぱり本格撮影をするならフルサイズでないと・・・」「APS-Cはやっぱり画質がね」など、フルサイズが格上だというような言動は避けましょう。

また、「やっぱりF値は2.8はないと厳しいよね」「明るいレンズだと高速シャッター切れないんだよね」など、明るくて高級なレンズをアピールしてくる輩もうざがられます。

とにかく、相手の機材と自分の機材を比べて見下すようなことはしないようにしましょう。

相手から「すごい機材つかってますね」と言われたら

相手から「すごいいい機材使ってますね、羨ましいなあ」と言われたら、「そりゃそうだ!お前の持ってるカメラなんて比じゃないよ…」なんて決して言ってはいけません。

上手な人ほど謙遜した態度を取るものです。「いやいや、腕が下手なんで機材に頼るしかなくて…」「私も最初は入門機だったんですが、どんどん写真の魅力にハマってしまって…」など、いい機材が偉いというのをアピールしないように言い返すことが大切です。

カメラや写真撮影をSNSのネタ・求愛の道具としている人

インスタグラムなどの写真投稿SNSが流行りだした頃から、写真を撮るのが趣味でななく、カメラを持ち歩く、着こなす、写真を載せること自体が趣味の人が増えたように思います。

また、映えた写真を載せるためにカメラを出会いのツール、求愛の道具として使う人たちですね。彼らは一通りの知識は身に着けているし、ちゃんと撮影もして現像もします。しかし、明確な目的は写真を撮って楽しむのではなく、他人や異性との出会い、自分を格好よくするために、写真を撮ってSNSに上げるという人たちです。

写真や撮ったものは愛着はなく、いかに相手から「すごいね」と思われる写真をアップできるかを競い、いわゆる「いいね!」がたくさん集まれば、テーマなどなくどんな写真でもいいと思う人たちです。

別にそのやり方を否定はしません。彼女をドライブに誘うためにカッコいい車に乗ったりする人もいますし、カメラにおいてもさまざまな理由で写真を撮っている人がいるわけですがら、悪く言うつもりはありません。

写真を撮っている人にとっては、ワンチャンあれば同じ趣味の異性と仲良くなれればな・・・と思うことは少なからずあるかと思います。それはとてもいいことだと思います。

しかし異性との出会いや自分をカッコよく決めるためにカメラを持ち歩く人は、純粋に写真を撮っている人にとってみると、少し土俵が違うため嫌われる傾向にあります。

過去にSNSで知り合った人と一緒に写真撮影ということになったのですが、その人はまさしく「出会い」を求める人であり、私とは目的が違うということで共感はできませんでした。お互いに出会いが目的であれば、それはそれでよかったんじゃないかと思いますが、「写真を撮るのが好き」というのが理由ではないとはっきり言われ、ちょっと興ざめしてしまいました。。

ほかのメーカーや機材の悪口を言う

これは信者系のカメラマンに多いのですが、自分の気に入っているメーカーのことを褒めちぎるのはまだいいとして、ほかのメーカーや機材の悪口を平気で言う人も多いです。

他のカメラや機材の悪口を言うのは嫌われる

「〇〇メーカーのあの機種はダメだね」「あんなレンズを使っている奴の気が知れない」など、もしかするとその悪口を言った機材を使っている人が周りにいるかもしれません。

いろいろ言いたいことがあるかと思いますが、他のメーカーや他の機材の悪口は言わないようにしましょう。

スペックオタク

アマチュアカメラマンあるあるの1つとして多いのが、スペックを語りだしたら止まらない人。

「あの機種のイメージセンサーは〇〇を使っているから…」「あのレンズのコーティングは〇〇なので…」「有効画素数は〇〇で、AF性能がどうのこうの・・・」と聞いてもないのにどんどん自分だけで話が盛り上がり、誰にも止められないという事態。

確かにカメラやレンズの仕様やスペックを知ることは重要ですが、それはあくまで心の中にしまっておくものであって、ひけらかすものではありません。語るだけならまだマシですが、他人の機材のスペックを見下したり、悪口を言うのは論外です。

頼んでもいないのに、設定をあれこれ指図してくる

カメラに慣れてそうなおじさんが、初心者や入門機を持っている女性を見つけて、「ここの設定はこうやって、こうやるんだよ」「F値は〇〇で、ISOは〇〇」、「ホワイトバランスは〇〇だから…」と、頼んでもいないのに絡んでいる姿を見かけます。

中途半端に慣れている人ほど、初心者を見つけては自分の知識を得意がって見せつけているのは、痛々しいですね。

相手から設定を教えてほしいなど、質問があれば基本的なことを教えてあげるのはよいことですが、自己流のこだわった設定を押し付けてしまうこともよくありません。アドバイスは一般的なことだけにして、聞いてもないことを指図するのは控えましょう。

今まで撮った写真を見せびらかす

マウント自慢の猛者は、スマホやタブレットに過去に撮り貯めたとっておきの写真をたくさん収納しており、サッと見せることができるように常にスタンバイしています。

見たいとも言っていないのに、「これ、今まで撮ったやつ」「ここでこんなのも撮れるんだよね」と、見せびらかしてくるのも痛い人です。

近年ではインスタグラムなどのSNSのマイページやギャラリーを見せ、いかにもフレンド登録してあげてもいいよ…アピールをする人も多いようです。

自慢の撮影ポイントへ同行させる

「初心者の人?この辺は初めての人?いい場所知ってるよ」と、自慢の撮影ポイントを紹介しだす人もいます。もはやナンパの部類ですが、パターンとしては初心者っぽい女子を見つけて設定をあれこれ指図、自分の作品を見せびらかして、最後に一緒に行動し、自慢話を延々と聞かされるという悪循環に陥ります。

「いいポイントしってますか?」「場所がよくわからないので・・・」など、質問や同行を求められた場合は別ですが、自慢の撮影ポイントへ同行させながら、カメラうんちくを語るのはやめた方がいいでしょう。

うざい人が近寄ってきたら

今まではする側の行動をご紹介してきましたが、される側の立場としてどうすればよいでしょうか?

言い返さない・話を聞きすぎない

マウントを取ってくる人ほど、自分の機材や知識に関しては自信を持っています。相手の言っていることに対して反論などをすると更にヒートアップしてきますので、下手に言い訳しないようにしましょう。

また、相手の話を聞きすぎると自慢話が長くなり、せっかく写真を撮りにきたのに時間がもったいなくなります。適当に相づちを打ちながら、興味がないことをアピールしましょう。

場所を移動する

しばらくしても相手のアピールが止まらないようなら、別の場所へ素早く移動しましょう。そこが撮影スポットで、シャッターチャンス待ちの場所である場合、三脚の位置や撮影ポイントが変えられるのであれば、そこから距離を置くのも方法です。

撮影中にうざいカメラマンに絡まれたら

ポジション的に場所を変えられない場合は、人間だけでもそのポイントから少し離れてスマホを見るなどして、その人と距離を置くようにするとよいでしょう。

嫌われるカメラマンの特徴と理由 まとめ

  • 高級機材でマウントを取ってくる人
  • 純粋に写真を撮るのが好きなのではなく、カメラを持つことが趣味の人
  • ほかのメーカーや機材の悪口を言う人
  • スペックオタクは嫌われる
  • 頼んでもいないのに、設定をあれこれ指図してくる人
  • 今まで撮ってきた写真を見せびらかす人
  • ナンパのように違う撮影スポットへ同行しようとしてくる人

気づいてないうちに上記のような言動をしていないか今一度チェックしてみましょう。思い当たる節があるようなら、すでに嫌がられているかもしれません。上記を参考に楽しいカメラライフを過ごしてみてください。

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