ノイズ

※記事内にアフィリエイト広告を利用しています

デジカメ撮影で発生するノイズとは

デジタルカメラで撮影すると、画像が滑らかにならずザラザラした感じになることがあります。これはノイズといってイメージセンサーが光を電気信号に変える時に発生するデジタルカメラ特有の現象です。

デジタルカメラのノイズには大きく2種類あり、長時間露光を行った際に発生するノイズと、ISO感度を上げて高感度撮影を行った時のノイズです。

1つ目の長時間露光ノイズですが、夜景や星空などの撮影で概ね1秒以上のスローシャッターで撮影するときに発生するノイズです。暗電流ノイズとも言います。

暗電流ノイズは、イメージセンサーから発生する熱を余計な電気信号に変えてしまいノイズが発生してしまうことを言います。真っ暗なら本来何も読み取らないのが理想ですが、熱によって光があると勘違いして電気信号を出してしまうのです。

暗電流ノイズは、シャッター時間が長くなればなるほど目立つようになりますが、長時間露光時のノイズリダクションという機能を使うことでノイズを軽減することができます。

2つ目の高感度ノイズは、ISO感度を上げた時に発生する特有のノイズで、撮像素子が暗い光を無理やり増幅して明るくするために発生するノイズのことです。

これはISO感度が高いほど、また撮影場所が暗いほど目立つようになり、これは露光時間とは関係なく発生します。カメラの撮像素子の性能によってノイズの発生量は大きく変わりますので、撮像素子の大きいデジタルカメラほど、また画素数が少ないほどISO感度を上げてもノイズが発生しにくいようになっています。

ノイズはレタッチソフトでも軽減が可能ですが、除去しすぎると画像全体の解像感がなくなり、はっきりしない眠い写真になるので注意が必要です。

タイトルとURLをコピーしました