最短撮影距離

※記事内にアフィリエイト広告を利用しています

カメラ・レンズの最短撮影距離とは

最短撮影距離とはカメラがピントを合わせることが出来る最も短い距離のことを言います。どこまで近寄って撮影できるかということですね。一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラの場合は、交換レンズによって最短撮影距離が変化します。一般的には広角レンズほど寄ることができ、望遠レンズほど最短撮影距離は長くなります。

同じ焦点距離のレンズなら、最短撮影距離が短いレンズほど寄って撮影でき、アップで撮影できます。

一眼レフカメラやミラーレス一眼のズームレンズでは、広角側でも望遠側でも最短撮影距離は変わらないので、よりアップで撮影したい場合、望遠側で撮影したほうがアップで撮影できます。

最短撮影距離が極めて短く、等倍やそれに近い撮影ができるレンズをマクロレンズと言い、花や虫などをクローズアップして撮影することができます。

勘違いしている方が多いのですが、最短撮影距離とはレンズの先端からではなく、カメラ本体の∮のような記号がある場所からの距離なので注意が必要です。

一眼レフカメラやミラーレス一眼の場合、イメージセンサーがある位置(上部から見ると背面から1~2cm場所にあるマークが最短撮影距離の開始点になります。

最短撮影距離とはそのマークから被写体までの距離ですので、レンズ先頭からの距離は更に近寄って撮影できます。例えば最短撮影距離が35cmのレンズなら、実際にはレンズ先端から15cmほどまで近づいて撮影ができてしまいます。

最短撮影距離より近づいてしまうと、カメラはピントを合わせられなくなるため、シャッターボタンを半押しにしても、AFが行ったり来たりして、最終的にはピントが合いません。

コンパクトデジカメやスマートフォンなどのカメラにも最短撮影距離がありますが、モードをマクロモードに変えることでさらに近寄って撮影することが可能なモデルもあります。

タイトルとURLをコピーしました