色かぶり

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写真の色かぶりとは

色かぶりとは写真が光源の影響により色合いが偏ってしまう現象のことを言います。イメージしていたより写真が青っぽくみえるのを青かぶり、赤っぽく見えるのは赤かぶりとも言います。

主に色かぶりはカメラのホワイトバランスの設定が間違っていると色かぶりが起きますが、蛍光灯や白熱電球などの状況下ではホワイトバランスの調整が難しくなり、発生しやすくなります。

色かぶりのない紅葉写真
青かぶりのある紅葉写真

上の2種類の写真を見てみましょう。イメージしていた写真は左の綺麗な紅葉写真、でも右はホワイトバランスの設定を「白熱電球」にしてしまったので、青っぽく冷めた感じの色になってしまいました。これは「青かぶり」と呼ばれる色かぶりです。

色かぶりのない工場夜景
色かぶりした工場夜景

見た目は白い照明の工場夜景なのに、撮影したら右のような黄色い照明の写真になってしまいました。これも色かぶりです。夜景など様々な光源がある場合はホワイトバランスをオートにしても、見た目のような色を再現するのが難しいです。

このような場合は、RAWで撮影してから現像ソフトを使うと、画質を損ねることなくホワイトバランスの変更が可能です。

色かぶりのない料理
色かぶりした料理写真

白熱電球下では赤かぶりになりやすいので注意が必要です。左のような料理の写真をイメージしていましたが、右のような全体が赤っぽくなってしまいました。これもホワイトバランスの設定で調整できます。

色かぶり

ワザと色かぶりを起こさせて作品にする技法もありますので、色かぶり=失敗写真ではありません、表現の仕方は人ぞれぞれです。

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