カメラのレンズフードとは
フードはレンズフードと呼ばれるもので、レンズの周囲から入ってくる余計な光の侵入により、フレアを防ぐ目的や物理的なダメージを防ぐ目的でレンズの先端に取り付けます。
レンズが交換できるデジタル一眼レフ、ミラーレス一眼カメラに使われるほとんどのレンズにフードは装着可能で、中級クラス以上のレンズですと、レンズを買うとフードも一緒に付属されています。
レンズが沈胴するコンパクトデジカメ(電源をOFFにすると本体にレンズが格納されてしまうタイプ)や、スマートフォンのカメラでは、レンズフードを取り付けることができません。
レンズフードは純正品を使うのが望ましいですが、汎用タイプのものを使う際、画角を注意しないと画面に写り込んでしまう現象(ケラレといいます)が発生しますので注意が必要です。
フードには花形フードと呼ばれる縦と横で長さが違うものや、筒型フードと呼ばれるコップやお椀のようになっているものがあります。
前玉がズームによって回転するレンズの場合は筒型フードが使われます。(花形だと縦横がずれてケラレが発生するため)
入門機のキットレンズにはフードがついていないものが多いですが、フレアを現象させる効果が期待できるので、是非準備してほしいアイテムです。