ハレ切り

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まぶしさを軽減するハレ切りとは

ハレ切りとは逆光で撮影する時に、フレアやハレーションの発生を抑えるために光を遮ることを言います。車の運転中に逆光でまぶしいとき、サンバイザーを使うと眩しさが軽減されて見やすくなりますね。あれと同じ原理です。

余計な光の侵入を防ぐ目的でレンズフードを装着するのが効果的ですが、ある一方向からの強い光に対しては、レンズフードでも防ぎきれません。その場合はフレアが発生しないように、光源からの光を遮るとコントラストが改善します。

遮光板と呼ばれる黒い板を使うのが一般的ですが、ない場合は光を遮る薄い板状のものか、最悪手で遮るだけでも効果があります。

太陽が光源が直接画面に入るような逆光では意味がありませんが、明るい方向を遮ってしまうだけで一定の効果が期待できます。

注意点としては遮る板や手が画面に入らないように注意する必要があります。

フレアを切るという意味で、本来ならフレア切りというのが正しい言葉なんでしょうけど、もともとフィルムカメラで発生していたハレーションを軽減する目的で使われていた言葉で、それが今でも定着しているようです。

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