ハレーション

フィルム写真特有のハレーション現象とは

ハレーションとは強い光がフィルムに当たることで、光がフィルムの感光部を通り抜け、反射した光がさらに再び感光することで、光が当たった部分の周囲が白っぽくボケてしまう現象をいいます。

特に太陽光やヘッドライトの光など、強い光源をフレーム入れて撮影するときに起こりやすく、光源の一部や周辺が白くぼやけてしまうことがあります。デジカメ撮影では発生しない現象なので、レタッチソフトなどを使って意図的にハレーション状態にさせたります。

ゴースト、フレア、ハレーションの3つは混同しがちな現象で、特にフレアとハレーションは同じと思っている方も多いと思いますが、厳密にはハレーションはフィルム特有の現象で、撮像素子を使うデジタルカメラではハレーションは発生しません。

現象がフレアと似たような感じで、なかなか見た目では区別がつきにくい所からどちらも似たような意味となってしまいましたが、デジタルカメラ発生している白っぽくなる現象はフレアと呼びます。

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