カメラ・写真の順光とは

順光とは撮影者の背後から光が当たり、被写体の正面に光が当たっている状態のことを言います。被写体にしっかりと光が当たっているため撮影がしやすく、失敗が少ない写真に仕上がります。

逆に被写体の背面から光が当たっている状態を逆光と言い、横や斜めから入る光が当たっている状態を斜光（しゃこう）またはサイド光と呼びます。

順光は被写体に対してまんべんなく当たっているので、カタログやパンフレットに載せるような分かりやすい写真、記録写真として適しています。
光の明暗差は少なく、立体感がなくのっぺりとした写真に仕上がりますので、平凡な写真になりがちです。

ポートレート撮影でも順光で撮影する場合は、鼻や頬などの影が写らないように工夫が必要です。

順光撮影は失敗が少なく色や形がはっきり出ますが、メリハリのない写真になりがちです。