カメラのテレマクロ撮影とは
テレマクロとは望遠レンズやズームレンズの望遠側を使って行うマクロ撮影のことを言います。望遠マクロとも呼ばれます。
デジタル一眼レフやミラーレス一眼カメラの交換レンズには、最短撮影距離というものがあります。最短撮影距離とは、ギリギリまで近づいて撮影できる限界距離であり、ズームレンズの場合、広角側でも望遠側でも最短撮影距離は同じになっています。ですから、望遠側で撮影したほうがより被写体を拡大して撮影できます。
特に高倍率ズームレンズは被写体にかなり寄ってもピントが合う設計になっているものが多いので、望遠側で撮影することでよりマクロ撮影ができます。
望遠レンズやズームレンズの望遠側でもマクロ撮影が得意なレンズとそうではないレンズがあります。どこまで寄れるかというのが1つの目安にはなりますが、撮影倍率が1.0倍に近いほどより拡大して撮影ということになりますね。
焦点距離が100mmや180mmといった1.0倍の等倍撮影ができるようなテレマクロレンズも発売されています。