カメラ・写真のシャドウとは

シャドウとは日本語で「影」という意味ですが、画像や写真の世界では暗い部分のことを言います。さらに暗い部分はディープシャドウと呼ばれ、いっぱいまで黒くなると黒潰れという状態になります。

完全に黒潰れせずシャドウ部の諧調が残っている写真が良い露出の写真とも言えますが、わざとシャドウ部を黒塗りにして作品にする方法もあります。

シャドウ部が多い写真はローキー写真となり、逆にシャドウ部が少ない写真はハイキー写真となります。

明るい部分を引き立てるために、シャドウ部は重要な役割を担っています。

RAWデータで保存した画像データでは、レタッチソフトでシャドウ部の補正が可能です。シャドウ部を明るくしたり、逆に黒くつぶすなど様々な画像調整ができます。

シャドウとは対照的に、画像や写真で明るい部分のことをハイライトと言います。

シャッター速度が遅いのをスローシャッターといいます。さらに遅いのを長時間露光といいます。
被写体の明るさが暗いとスローシャッターになりやすので、手ぶれに注意する必要があります。夜景や花火、星空などの撮影にはさらに長い長時間露光が必要ですので、手ぶれしないように三脚を使って固定します。