AF (Autofocus)

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AF・オートフォーカス (Autofocus)とは

AFは(Autofocus)オートフォーカスと表記し、カメラのピント合わせを自動でしてくれる機能のことを言います。日本語では自動焦点と呼ばれています。「カメラって自動でピントが合うもんでしょ」と思われがちですが、昔のカメラはピント合わせを手動で行うのが当たり前でした。

AFは1970年代後半に開発され、1980年頃には一眼レフカメラにも搭載されはじめました。

AFは現在発売されている大半のデジタル一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラのレンズ、コンパクトデジカメ、スマホや携帯のカメラには標準搭載されているものがほとんどで、シャッターボタンを半押ししたり、画面をタッチすることでカメラが自動でピントを合わせてくれます。

これに対して自分でピントを合わせることをMF(Manualfocus)マニュアルフォーカスと言います。

AF・MF切り替えスイッチ

一部の高級コンデジや一眼レフ、ミラーレス一眼の交換レンズには、AF/MF切り替えスイッチがついており、撮影スタイルに合わせて切り替えることができます。また、カメラの種類によってはカメラ側でAF/MFの切り替えをするタイプもあります。

被写体が暗かったり、異なる距離の被写体が接近している時などはAFが正しく機能しない場合があります、そのような時にマニュアルフォーカスにすることで、自分でピントを合わせたりできますね。

また故意にピンボケにさせたい場合や、風景などシビアなピント合わせをしたい場合などにもMFは有効です。

AFの種類には大きく2種類あり、ワンショットAF、動体追従AFがあります。ワンショットAFは動かないものに対してピントを合わせるAFで、シャッターボタンを半押し、またはAFボタンを押すことで、被写体に対して一度だけピント合わせを行います。ピントを固定してからカメラを動かしたり、被写体が動いてしまうと、ピントが外れてしまいます。

動体追従AFは動いている被写体や、被写体との距離が常に変わる状況の時に有利で、シャッターボタンを半押しにし続けることで、常にピントを合わせ続けながらロックオンする機能です。運動会やスポーツ、鉄道や動き回るお子様、動物などの撮影におすすめです。シャッターボタンを全押しするまでピントを合わせ続けてくれますので、ピンボケによる失敗率が低減します。

またAFの方式も大きく3種類あり、一眼レフカメラに標準搭載されている位相差検出方式(いそうさけんしゅつほうしき)と、位相差検出方式とコントラスト検出方式を組み合わせたハイブリッド式のAFで、近年のミラーレス一眼に搭載されている撮像面位相差方式(ぞうめんいそうさ方式)、安いデジカメやスマホなどに多いコントラスト検出方式があります。

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