レンズフィルターの種類と役割

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デジタル一眼レフカメラや、ミラーレス一眼カメラの交換レンズには、先端にフィルターを装着できることをご存知でしょうか。これらはレンズフィルターと呼ばれており、種類の違うフィルターを使い分けることで、撮影を有利に進めたり、極端な設定で撮影することができるようになります。ここでは交換レンズに取り付けるフィルターの種類と役割についてご紹介したいと思います。

レンズプロテクター

レンズプロテクター(保護フィルター)は最もポピュラーなレンズフィルターで、レンズの前玉(一番先端のレンズ)を保護する透明のガラスのことを言います。スマートフォンの液晶画面をキズなどから守る保護フィルムやガラスと同じ役割と思ってもらえればよいでしょう。

デジタル一眼レフ・ミラーレス一眼カメラのレンズはスマホやコンパクトデジカメと違い、レンズが収納されておらず、常に飛び出した状態になっています。レンズの先端は岩や柱、硬い角などにぶつけてしまう可能性が高く、レンズを直撃すれば大変なことになりますが、レンズプロテクターをつけておけば、軽いキズ程度ならレンズにダメージが及ぶことがありません。これ以外にもホコリやチリなどの侵入を防ぐ役割もありますので、装着しておいて損はありません。

初心者の方は必ず装着してほしいレンズフィルターの1つで、レンズを購入したときにセットで準備しておくようにしましょう。普段の使用はつけっぱなしで大丈夫です。

レンズプロテクターについては、下記でも詳しくご紹介していますので、そちらもご覧ください。

筆者おすすめのレンズプロテクター(ご自分のレンズの直径に合ったものを選んでください)

紫外線(UV)カットフィルター

紫外線カットフィルターは、その名の通り紫外線をカットする効果があり、晴天時の海や山などの風景撮影時に青みがかった色を抑える効果があります。

しかしローパスフィルターが装着されているデジタルカメラでは、ローパスフィルター自体に紫外線をカットする効果があるため、不要という意見も多いようですが、コントラスト向上や色収差の軽減なども僅かながらあり、また価格も比較的手ごろなため、保護フィルターの代わりとして使ってもよいかと思います。

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偏光フィルター(PLフィルター)

偏光フィルター(PLフィルター)は、余計な光の反射を抑えてくれる効果があります。主に日の光が当たっている風景などの被写体に有利で、空をより青く、日に当たる木々の葉をより緑に、水の中をより鮮明に写し出すのに優れています。 景色や風景写真を撮影する場合など、なくてはならないフィルターと言えます。

下のコーナーでも詳しく説明しているので、一緒にご覧ください。

筆者おすすめの偏光フィルター(ご自分のレンズの直径に合ったものを選んでください)

減光フィルター(NDフィルター)

減光フィルターとは、光の入る量を少なくするためのフィルターで、いわゆる「サングラス」のような効果があります。明るい場所でスローシャッターにしたい場合や、太陽など極端に明るい被写体を撮影したい場合などに用いられます。

ND4・ND8・ND16・・・と数値が大きいほど減光効果が大きくなります。また、任意の減光度合いに回しながら調整できる可変減光フィルターも販売されていますが、ムラが出やすいといったデメリットもあるようなので、現時点では効果の違う単品フィルターを買いそろえたほうがよいかと思います。

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フィルターは交換レンズのフィルター径と同じものを購入しよう

スマートフォンの液晶画面の保護フィルムを購入するときも、ご自分の持っている機種に合わせたものを探しますよね。レンズに取り付けるフィルターも同じことで、ご自分の使っているレンズの大きさに合ったフィルターを選ぶ必要があります。

例えば、直径の異なるレンズを2つ持っている場合は、フィルターもそれぞれの直径に合わせたものを2つ準備しなければなりません。

デジタル一眼レフ・ミラーレス一眼カメラ用の交換レンズの径は、一般的なものとして58mm、67mm、72mmが使われており(大型の望遠レンズや特殊レンズを除く)、フィルターの径もこの規格に適合している場合がほとんどです。 ほとんどのレンズはネジで回すタイプですが、一部の望遠レンズや特殊レンズでは違う形の装着方式もあります。カタログや表記をよく確認してから買うようにしましょう。

前玉の飛び出した超広角レンズ・魚眼レンズはフィルターが装着できないものがある

超広角レンズや魚眼レンズと呼ばれるものは、レンズの前玉(一番先端のレンズ)が目玉のように飛び出している仕様のものがあります。

このようなレンズは物理的にフィルターを付けることができないので注意しましょう。レンズの先端にフィルターを取り付けられるネジ山がないので、容易に判別できるかと思いますが、飛び出たレンズに無理やり取り付けようと接触させると傷の原因になるので注意してください。

また、このようなレンズは一番後方のレンズ(マウント部)にスクリーン型のフィルターを取り付けられるものもあります。専用のフィルターが必要になりますが、先端に取り付けるフィルターと同様の効果が得られます。

レンズフィルターの種類と役割 まとめ

  • レンズフィルターはレンズの先端に取り付けや交換ができるアタッチメント
  • レンズプロテクターは普段使いには必ず装着しよう
  • プロテクターの代わりにUVカットフィルターを取り付けてもよい
  • 日中の風景撮影には偏光フィルターを取り付けることで色が鮮やかになる
  • 明るい場所での長時間露光などには減光フィルターを使うとよい
  • フィルターはレンズの径の大きさに合ったものを選ぶ

初心者にとって、レンズの扱いは慣れるまでは注意しなければなりませんが、保険の意味も兼ねてレンズプロテクターは必ず装着しておきましょう。上記を参考にフィルターの種類や特徴を理解していただき、撮影のステップアップに役立ててみてください。

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